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「争族」の背景と対策

わが家に限って相続トラブル(争続)は無関係?

最近、テレビ番組の影響もあってか、相続に関するトラブル(争続)についてのご相談が増えてきています。

相続が発生すると、遺言書がない限り、相続人の間で遺産分割をすることになります。

遺産分割とは、相続財産について、誰がどの財産を具体的に相続するのかを決める手続です。

遺産分割をする場合、まずは相続人全員が話し合い、合意することを目指しますが、話し合いがまとまらずに、合意による解決に至らない場合には、遺産分割調停や遺産分割審判といった裁判手続を利用して、遺産分割の内容を決めることになります。

なぜ相続をめぐるトラブル(争続)が生じてしまうのか?

それではなぜ相続をめぐるトラブル(争続)が生じてしまうのでしょうか?

親子間、さらには相続人間の経済格差

原因のひとつとして指摘されているのは、親子間の、さらには相続人間の経済格差の問題です。

一般的に、親の世代は、いわゆる高度経済成長やバブル期に働き盛りであった世代であり、平均的に貯蓄額も多く、十分な年金ももらえている人が多いのに対し、子ども(相続人)の世代は、バブル崩壊後、現在までの厳しい経済情勢の中で、日々生活をしている現役世代であり、親の世代と比べて、経済的に余裕のない家庭が多いと言われています。

そのため、生前は「自分は相続財産は要らないから相続放棄する」などと話していた場合でも、いざ親の相続が発生すると、「もらえるものはもらっておきたい」と考え、相続人間でもめてしまうことがとあります。

親の介護の理由とする意見の対立

また、もう1つの大きな原因として指摘されているのが親の介護負担の問題です。

平均寿命が延びたことに比例して、介護が必要とされる高齢者の数も近年著しく増加しています。

介護の大変さは実際に経験をした者でなければわからず、結果的に、親を介護した相続人とそうではない相続人との間では、遺産分割の際、介護負担分を考慮すべきか、考慮すべきとしていくらと考慮するか、激しい意見の対立が生じることがまま見られます。

子どもたちの仲は良いので大丈夫?

現在、子どもたちの仲が良く、円満な家族関係が築けている場合でも、上記の事情等を理由として、相続トラブルが生じてしまうことがあり得ます。

相続トラブルが生じてしまうと、解決に費用と時間がかかることになりますし、何よりも相続トラブルをきっかけにそれまで仲の良かった兄弟姉妹の絆が壊れてしまうことになりかねません。

そのため、相続に関するトラブルを予防するためにも、遺言書を準備するなど事前に対策をしておくことが大切です。